理事長・学院長ご挨拶
本校は1923(大正12)年の創立以来、日本の文化・精神の根幹である神社神道を教育の礎とし、「浄明正直」の校訓をもとに教科指導や学校行事・課外活動などを通じて、正しい心の在り方を育む教育を実践しております。次代を担う子どもたちが、意欲的に「これからの人生を切り拓いていく力」を身につけていけるように、熱意溢れる教員集団が、愛情を持ってきめ細やかにサポートしていくことをお約束します。
2007(平成19)年から始めた学校改革は、「未来を切り拓ける人材育成」を目標に進めて参りました。物事に全力で打ち込める教育環境の実現を目指す中で、最も多くの時間を過ごす「校舎」を一新させ、そして今年新たに高天原スポーツキャンパスに「浪速乾坤一擲ドリームフィールド」を完成させたことで、さらに“高いレベルでの文武両立”を実現するために相応しい環境を整えることができました。中学校は本年度から、高校は来年度から全面的に実施されるの新学習指導要領では、「主体的に取り組む力」の必要性が謳われています。本校は月に一度の休校日を設け、生徒自身が積極的かつ能動的に「自学自習」や「探究活動」等に取り組む時間を確保することで、各々が有意義な時間を過ごせるようにしております。また、本校では全生徒が一人一台Chromebookを所持することで、学びの幅が大きく広がりました。これはコロナ禍における休校期間中においても効果を発揮し、日々の学習を止めることなく、充実したオンライン授業を展開することにも繋がっております。
生徒第一主義を掲げ、「自由でウイングの広い・面倒見の良い学校」を目指す本校は、学びの可能性を広げるために今後も“終わりなき教育改革”に努め、生徒たちが「毎日通学するのがワクワクする学校」=「good school」の高みを目指し、これからも教育活動を進めて参ります。どうか今後とも、温かいご指導とご支援をお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。
理事長・学院長 木村智彦